今から3年前に大学の同級生にお金を貸しました。
貸したお金は1万円程です。
なぜ、はっきりとした金額ではないのかというと、
こまめに貸しているので正確に覚えていられないからです。
その同級生は、バイトをしていました。
しかし、キャバクラにハマっていました。
自分の給料だけでは足りなくなってくると、
周りに1000円単位で求めてきます。
周りは渋々貸している状況で、
本人は特に悪気を持っている感じはしていません。
ある日、ある人が返済してほしいとせまったところ、
その場で泣きだしてしまったそうです。
その話しを聞いた瞬間から全員が、
返済されない事を同時に確信しました。
貸した人達で話すと、
中には50万円程貸している人もいて、
顔面蒼白だったのは今でも覚えています。
結局、大学は退学していて、
その事にほとんどの人が気づいておりませんでした。
他の県から来ていた人だというのはわかっていましたが、
実家まで知っている人はいませんでした。
したがって、お金を返すことなく逃げてしまったということになります。
私は1万円程度で済みましたが、
50万円貸した人の心情はお察しします。
この事件をきっかけにお金を貸す際は、
きっぱり断ることに決めました。