金の切れ目は縁の切れ目とはよく言ったものだ。

あれは15年程前、
当時仲が良かった同僚の女友達がいた。

ある日、その彼女から相談を持ちかけられた。

10万円程お金を貸して欲しい、
来月のお給料で返すから、と言われた。

私は一瞬迷ったのだが、
彼女を信頼していたし、
同じ職場というのもあってお金を貸したのです。

いつもののように仕事をこなす日々で彼女は変わりない様子だったのだが、
給料日になると「返せない、もう少し待って欲しい」というのです。

それが半年くらいたった頃、
彼女は突然私は何も告げずに会社を辞めてしまったのです。

携帯は繋がらない、
家を訪ねてもいつも留守という状態が続きました。

そうです。踏み倒されたのです。

しかし、私はお金が返ってこないという事よりも、
何故話してくれなかったのだろう、
私は彼女に信頼されていなかったのだろう、
という事がとても悲しかったのを覚えています。

それからも彼女から連絡が来る事はありませんでした。

お金を貸すのは良心からなのですが、
貸したお金と共に友情まで無くなるのですから、
リスクがとても大きい事を学んだよう気がします。

やはりお金は貸すべきではないですね。